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レンタル商品説明
商品説明【禁煙保管】 【アルコール消毒済み】【往復送料無料】

BB-105
ベビースケールレンタル

●セット内容
本体

※電池別売り

オプション無し
商品特徴・授乳量を授乳前後の赤ちゃんの体重の差から計算します。

・「母乳をどれくらい飲んでいるか分からない」というママの不安を解消します。

・授乳量は1g単位で測定できるので、ミルクの摂取量を細かく把握できます。

※「授乳量ボタン」押した後5秒間のみ、授乳量(前回体重との差)を1g単位で表示します。

・メーカー型番: BB-105
・サイズ: 幅580×奥行390×高さ93mm
・重量: 約2.2kg(電池含)
・最大表示: 20kg
・最小表示: 0~10kgまで/10g
(10~20kgまで/20g)
安心パック1レンタル辺り、1000円のご負担で故障時に掛かる全ての費用を全額負担致します。

万が一、故障をしてしまった場合、修理費などが高額になりますので安心パックのご加入をおススメします。

※尚、通常使用では考えにくい故障、破損
故意による破損や水濡れなどにつきましては
サービス対象外とさせていただきます。
又、修理不可能な破損などの故障もサービス対象外となります。

故障の場合は必ず、電話またはお問合せフォームからご連絡をお願い致します。

ご連絡がない場合や原型をとどめない破損など
通常では考えにくいご使用方法と当社が判断した場合は
弁償代金をご請求させて頂きます。
レンタル品
保証金額
■1,5000円
紛失、お客様に過失がある場合の故障
などの最大免責額となります。
(営業補てん費用含む)
※安心パックにご加入のお客様はご負担金0円

■3,000円/日
無断延長された場合の請求金額となります。
次のご予約のお客様への遅れが出てしまうため
無断延長の場合は、営業補てん費として
ご請求させていただきます。

■2,000円/日
付属品の入れ忘れでのご返送の場合の
請求金額となります。
次のご予約のお客様への遅れが出てしまうため
付属品の入れ忘れの場合も、営業補てん費として
ご請求させていただきます。
ご返送について付属品などのお忘れ物がないか
チェックシートでご確認のうえ
お届け時の段ボールでご返送をお願い致します。

返送料は着払い(店舗負担)となります。
佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便にて
ご返送をお願い致します。



尚、自然故障や初期不良などで
商品がご使用できなかった場合は
着払いにてご返送をお願いしております。
その際は、必ずご連絡をお願い致します。
注意事項他のショップにも同時出品させていただいているため、
レンタル状況によっては、ご希望に沿えない場合もございます。
その際、注文確定前にご連絡をさせていただきます。

基本的に、サービスとして商品を前日着にお送りさせていただいておりますが、
レンタル状況によっては
当日着の場合もございます。

お時間に余裕がない場合は、ご使用の前日からのレンタル日のご選択をお願い致します。

※充電に関しましては、
お届け時に0%の可能性もございます。
充電がないなどのキャンセルはできかねますので
ご使用前に十分ご確認をお願い致します。

無断延滞や悪質な行為が判明した場合、お客様の個人情報を第三者に公開する場合がございます。
予めご了承下さい。

※モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合がございます。ご了承ください。
キャンセルポリシーご注文確定メール到着後のキャンセルにつきましてはお受けすることが出来ません。
キャンセルの場合はご注文確定メールが到着するまでにお問い合わせフォームよりお願い致します。
初期不良時の対応商品到着後、初期不良などが無いかご確認ください。
初期不良の場合は電話又はお問い合わせフォームよりお願い致します。
配送中に故障や破損などがあった場合は運送会社様へお問い合わせください。
レンタル予約の確定タイミングレンタル商品の確定タイミングは注文確定メールが届いた段階でレンタル確定となります。

※ご注文時いただいてから自動送信される注文内容ご確認メールではレンタル商品の予約は完了となっておりませんのでご注文が重なってしまい在庫がない場合はキャンセルになる場合もございます。

※レンタル予約が確定となる【注文確定メール】は1営業日~2営業日以内にお送りいたします。
レンタル課金対象期間■レンタルの開始日は、商品の到着予定日です。
※【除外例】弊社が運送状況又は天候などによりお客様のお届け日に商品が到着出来ないと判断した場合は商品を予定日よりも早めにお送りすることがございます。
その場合はお客様がご指定した日からレンタル開始となりますのでご安心ください。
■ご不在の場合でも到着予定日から契約期間が開始します。
■到着日(お届けする日)のご希望は、お申込み時に指定できますが、発送状況によりご希望に添えない場合があります。
■レンタルの終了日は、宅配会社の荷物追跡システム上での受付日となります。コンビニ等の集配店をご利用の際、翌日集荷となった場合は返却日が翌日扱いとなります。
■レンタル開始日から終了日までを契約期間とします。

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今までにない個性的な味わいの麦焼酎を目指し、ついに辿り着いた新しい風味の麦焼酎です。 福岡県 西吉田酒造 つくし 焙煎麦焼酎 1800ml お酒

拙ブログは転居して継続します。
https://yoshitake-ntiku.hatenablog.com/
ここはメンテしつづけます。

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2019.04.08

『危機の都市史』吉川弘文館

とりまとめの初田香成さんから送っていただきました。ありがとうございます。

都市史を専門とする若手研究者の共同研究であり、多角的で高度な研究書である。そのたたき台となったのが、日本建築学会の都市史小委員会で若手研究者がおこなった共同研究であり、その報告書であった。

4年まえこの報告書をいただいたので、感想文を拙ブログにかいたことがある(2015年4月3日)。
http://patamax.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-d013.html

地震や火災などといったものが突如、宇宙のかなたから飛来したエイリアンのように攻撃してくるのではなく、物理的構築物である都市に内在的な危機が、外的因子によりあぶりだされるのが都市の危機である、ということを書いた。「序章」ではそのブログを引用していただいている。

さらに領域史や都市アイデンティティという概念に発展させようとしていることが述べられている。このことは「あとがき」でも再確認されている。すなわち都市不滅測というアメリカ都市学者の従来説を「アイデンティティ」と読み替えて、都市の定常性、アイデンティティと危機、アイデンティティの継承という構成にしている。

この3部構成のなかで、京都(権力機構、天皇崩御、遷都、産業化)、江戸とロンドンにおける大火(火消集団、土地測量)、東京、ヴェネツィアにおける貿易斜陽化、東京の震災とバラック(江戸的貸借関係から近代的なそれへ)、フィレンツェの水害、ボルチモアの社会危機/住宅危機、イスタンブールの支配者/土地利用制度、などが詳述される。

初田香成個人は、江戸的な住宅貸借関係が関東大震災によりあぶりだされ近代的なものに変容してゆくという大きな構想であり、とりまとめ役であることもあり、内在的な危機が地震という外的因子により顕在化するという危機構図パラダイムどおりに描いている。

ただ研究者それぞれが、すでに自分の研究枠組を確立しており、そこからいかに危機論パラダイムに貢献するかをトライしているかにみえる論文集だけに、この危機の「内在性」概念についてはさほど統一感はない。

本稿は批評ではなく感想文なので勝手なことをかくと、住宅・空間利用ということではイスタンブール、ボルチモア、関東大震災後のバラック、はつながっていそうである。水つながりはやや安直だが、水都バンコク、フィレンツェ、ヴェネツィアは貫通できないか。都市はなんらかの産業により支えられているので、温泉町、江戸の鳶、京都博覧会、ヴェネツィア(交易の危機)、再びイスタンブールなどはつながりそうだ。

個別事項で関心をもったのは、ロンドン大火復興を都市図、さらに測量学の発展と関連づけた章(東辻賢治郎)である。おおまかにはヨーロッパ他都市も、都市計画からくる必要性、技術的発展などについての事情は同じであり、普遍性があるからである。そのさらなる発展の延長上に今日の情報技術応用があるわけで、21世紀まで一直線が引けそうである。さらに江戸鳶職の話(高橋元貴)はまさに危機管理体制が都市をつくっているという発想である。

これもあくまで印象論なのだが、本書は各論、すなわち参加した研究者をリスペクトしたためか、危機とはなにかという原論的なものが薄いような気がする。ぼくが内在的な「危機」をうまく説明していると思えるのが、資本主義における好況/恐慌理論である。お金を崇拝することが崩壊するのが恐慌なのだが、じつは資本制というメカニズムが個々の人間をこえて自動的に冨をもたらしながら、その同じメカニズムによりときに破綻する。この破綻はシステムの裂け目をもたらすが、ほとんどの場合、それもシステム内部に回収されてしまう。『資本論』が書かれたずっとまえからこうした「あるメカニズムがその内在的特性により定期的にもたらす危機」は意識されていた。それが保険、危機管理となる。そう「危機」をとらえれば、じつは今後のAI社会にも適合できそうである。

19世紀パリについて愚考したことがあるが、7月革命、2月革命、パリ=コミューンなど内乱はおおむね景気循環にかさなるし、大量の失業者というまさに内在的危機を媒介にしていた。

そして経済が国や都市レベルでの対立をもたらすと考えれば、それは戦争や紛争という次のステップとなる。西洋だけ考えれば、16世紀の宗教対立が17世紀の築城術発展をもたらした。この点については西洋都市史もじゅうぶんは理解されていない。市壁や要塞は都市の防御のためと考えられているが、おおくの場合それはむしろ、中央権力が武力でもって地方を制圧するという構図の常態化なのであり、それも内在的危機というものである。・・・妄想を飛躍させればきりがない。

それはそれとして、本書はレベルの高い論文集であることにはかわりない。

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2019.03.20

中谷礼仁『未来のコミューン』

 中谷礼仁さんからいただいた。ありがとうございます。
 住宅とコミューンについて論考したこの書は、定番的なアプローチをとらず、著者自身の心の流れにまかせたような書き方と題材のならべかたになっている。だから学術書ではない。あくまで唯一無二の著者・中谷礼仁の心の旅である。
 全体としては3部構成である。生きている家と生きられた家を相関させた死生を包含した住宅論。つぎに、そうした宗教的なものを含んだということでは共通している、西洋にもあった原罪論からそれを脱色した生政治・生科学からの住宅論。そして家、家族、住宅そのものを人間とコンテクスト(環境・社会)との関係の不調としてとらえそこからの脱出を考える、ときに宗教的ときに病理学的な、理想のコミューン論。こうならべると枠組はみごとに構築されている。やや恣意的で過小ではないかと思われる題材の選び方も、むしろ中谷礼仁の自然な関心の流れというように理解できる。学術的でもありながら、私小説的でもある、この矛盾した印象はそこからくるのであろう。
 第一部「家の構成」では、柳田の有名な子殺し事件と今和次郎の描く民家のなかの少女の位牌とが対比的に述べられる。篠原一男《白の家》の黒扉から、民家のナンド論、インドネシアの伝統住宅を貫通して、住宅のなかの人間の誕生、生、死をみようとする人類学的視点は面白い。「三匹の子ブタ」に資本主義的勤勉さの教訓と、勤勉が救済をもたらすという宗教的バックグラウンドはそのようなものであろう。ただし三匹目の子ブタの煙突(オオカミをやっつけた)逸話から、煙突、水洗トイレに及ぶのはやや飛躍の感がする。ワンスワース邸が登場するのもそうである。そこから白井晟一のトイレのない住宅の逸話はそうなのだし、それが原爆堂の黒シャフトの貫通に及んでは、もうひとつ概念がほしいところである。ただし欠点をあげつらうというより、なんとか論を貫通してほしいという願いを読者はもつ。後段でいう水平と垂直の弁証法をここで前だししているのだから。
 第二部「近代家族」では研究室テーマであったアドルフ・ロースの『装飾と犯罪』がとりあげられている。近代建築の原イデオロギーでもあるこの書を、キリスト教的社会における原罪、それがもたらす恥じらい心情としてとらえ、当時のヨーロッパ人たちの文化人類的パースペクティブを参考にしながら、ジョゼフィーヌ・ベーカー邸の身体の誇示にまで言及し、恥じらいの克服を指摘する(はいいが結局ロースは古かったということ?)。さらに上野千鶴子、カール・マルクスらの家族論、ハクスレーの『すばらしい新世界』、ハワードの田園都市論が貫通的に論じられる。顕微鏡で微生物を観察するように、都市計画は人間たちをそのように位置づけるというくだりは、知の構図論として興味深い。ただしマルクスが家族論を論じた19世紀中盤は、まだ近代家族の黎明期であって、個人的理解では、上野たちの批判的家族論が対象とする近代家族は20世紀初頭に登場すると思えるのだが。
 ここで生権力により設計された近代住宅は、まさにフラットであったことが暗に述べられている。垂直と水平の弁証法は消えている。この明確な構図は、気づかれたものの、論じつくされていない。すこし残念ではある。
 第三部「未来のコミューン」が本書の核心であろう。アーレントの労働概念、ウェーバーの宗教社会学を基礎理論としながら、戦後のいくつかのコミュニティがこれも貫通的に論じられる。シェーカー・コミュニティ、ヒッピー運動、マンソン・ファミリーにかんする詳しい調査が紹介される。中谷礼仁は、精神の失調は人間と社会(文脈)の関係のそれだというように位置づけながら、アレグザンダーのデザイン理論、ガタリの器官なき身体論、などの理論により解析する。そしてキングズレイ・ホールにおけるコミューンの実験(?)において、この関係の病が克服されようとしたことを希望のひとつとして論を終えている。
 垂直/水平論でいえば、資本制的なオイディプス=コンプレクス、あるいは戦後アメリカのある種のコミュニティにおける父イメージは、意味的には垂直性であろう。そうすれば中谷礼仁のこだわりは水平的なものなのかもしれない。ではあるが、すると柳田的なもの今的なものには賛同しているように見えることと矛盾しているようにも思える。あるいは前近代の垂直/水平構造は認められても、近代における十字構造は擬制なので認められないということだろうか。論考の余地はまだまだ残されている。
 1965年生まれの中谷礼仁あるいは彼の世代にとり、たぶん人民寺院事件(1978)は衝撃であったかもしれない。新宗教事件(1995)もそうであっただろう。世代的にある種の共同体やコミューンを指向しながら、時代はその挫折として現象するという、そのトラウマがあっても不思議ではない。中谷礼仁自身は状況に還元されることには不満であろう。しかし自由奔放に対象から対象へと飛躍するその筆致は、むしろ率直な信仰告白のような物語にようにも思える。
 ただ、もちろん遅れて出すことは悪くはないが、これは90年代あたりの状況を、著者自身が客観化できてはじめて書けるようになったもののようにも思える。つまり人間と文脈の関係の不調というと、あたかも社会がしっかり悪安定しているかのようだが、現在はむしろ社会が不安定であり、これからは新たな社会統合が求められている。公権力が提供するいわゆる公共ではなく、ボトムアップ的なコモンズが語られたりするのが現状である。そういう意味ではふたたび現代と接続されてもいる、というべきか。
 そして中谷礼仁はどこへゆく?本書の冒頭では日本民家における子殺し事件と子供の位牌からはじめ、べてるの家というコミューン的自助建設というエピローグで締めくくるのは、いわゆる近代住宅から最大限の距離をとろうとしているようにもおもえる。そこに約束の地はない。しかしそれでも彼は旅せねばならないのである。

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